発熱や頭痛、腹痛、咳だけでなく、お身体に何かしらの不調があった場合、まず内科の受診をおすすめしています。当院では、患者さんのお話をしっかりうかがった上で、的確な検査と診察を行い、わかりやすい説明を心がけています。
内科的な不調はさまざまな疾患の可能性があり、些細な兆候を見逃さないことが重大な病気の早期発見や完治につながることもよくあります。当院では、一般内科の他、循環器科などの専門的な診療を行っており、精度の高い検査も可能です。
お身体で気になることがありましたら気軽にご相談ください。

空気の乾燥する冬場に流行するインフルエンザは、強力な感染力を持ったインフルエンザウイルスによる感染症です。感染すると1～3日の潜伏期間があり、急激な高熱、のどの痛み、咳、鼻水などの症状が現れます。高熱から筋肉や関節の痛みが生じることもあります。インフルエンザウイルスにはいくつかの型があり、B型では胃腸症状が現れやすいといった違いがあります。通常、症状は3～5日間程度続き、その後、治癒に向かいます。ただし、気管支炎や肺炎などの合併症を起こしやすく、重症化すると脳炎や心不全を引き起こすケースもあります。
感染力が強いため、二次感染や合併症を予防するためにも症状に気付いたら早めに受診してください。

インフルエンザ検査装置ドライケム導入

当院では、インフルエンザ発症早期の検出が可能な富士フィルムドライケムIMMUNO AG1という検査装置を導入しています。
従来のインフルエンザ検査キットは、発熱から24時間以内では陽性率が低く、インフルエンザにかかっていても陰性と出てしまい、翌日もう1度、検査を行わなければならないケースがありました。
富士フィルムドライケムIMMUNO AG1は従来のキットでは陰性と出てしまうインフルエンザ発症早期でも、検出が可能になっています。これにより早めに的確な治療を行うことができ、つらい症状があるのに翌日また受診して検査を受ける必要もなく、患者様の負担を減らしています。
なおこの装置は、マイコプラズマ肺炎の発症早期にも検出が可能です。